交代(第3条)
・競技者は境界線の最も近い地点から出なければならない。
U-12においては今まで通り。交代エリアでビブスの受け渡しで完了。
ドロップボール(第8条)
・ボールがペナルティ ーエリア内にあるときにプレーを停止した場合は、守備側チームのゴール
キーパーにドロップする。
・上記の他は、最後にボールに触れたチームの競技者の 1 人にボールをドロップする。
・両チームのすべての競技者は、ボールがインプレー(ボールがグラウンドに触れる)になるまで
4 m以上ボールから離れなければならない。
・ドロップボールが2人以上の競技者に触れることなくゴールに入った場合、
@ボールが相手競技者のゴールに入った場合はゴールキック、
Aボールがそのチームのゴールに入った場合はコーナーキックで再開する 。
・改正の趣旨は、 ドロップボールが不正に「利用」されたり(例えば、相手競技者のハーフ内の深
い位置にけり出してスローインにする)、あるいは、攻撃的な対立を引き起こしたりすることがし ばしば起きており、不利益を回復するため 。
捕捉説明
ドロップボールになるとき
・審判が試合を止めたとき。(例 接触プレーなどで倒れ急いで判断が必要な時、ボールや動物
などが入って試合に影響を与えそうな時など)
・審判にボールが当たり攻守が代わったり、明らかに有利になった時など。
(審判にボールが当たっても試合の流れが変わらない時はプレーオンの場合あり)
ハンドリング(第 12 条)
・ゴールキーパーを含め、偶発的であっても、手や腕から相手チームのゴールに直接得点した場
合は、反則となる。
・手や腕を用いて競技者の体を不自然に大きくした場合は、反則となる。
・競技者の手や腕が肩の位置以上の高さにある(競技者が意図的にボールをプレーしたのち、ボ
ールがその競技者の手や腕に触れた場合を除く) 場合、反則となる。
・競技者自身の頭または体(足を含む)から直接競技者の手や腕に触れた場合は、反則ではな
い。
・近くにいた別の競技者の頭または体(足を含む)から直接競技者の手や腕に触れた場合は、反
則ではない。
・ 競技者が倒れ、体を支えるための手や腕が体と地面の間にあり、競技者の手や腕に触れた場
合は、反則ではない。ただし、体から横または縦方向に延ばされていない場合に限る。
・ ゴールキーパーへのバックパスをゴールキーパーがミスをした後は、キャッチしても反則ではな
い。(ミスした時点でバックパスというプレーが完結したものと考える。)
フリーキック(第13条)
・ 3人以上(2人対1人を含む)の守備側チームの競技者が「壁」を作ったとき、すべての攻撃
側チームの競技者はボールがインプレーになるまで「壁」から1m以上(前後左右)
離れていなければならない。
・ ボールは、けられて明らかに動いたときにインプレーとなる。(ペナルティ.エリア内で守備側
チームのフリーキックを行うときに、、ボールはけられたならばすぐにインプレーとなり、ペナル
ティーエリアを出る必要はないという実験を行ったところ、試合の再開がより速く積極的再開が できることがわかった。)
ペナルティキック(第14条)
・ ボールがけられるとき、守備側チームのゴールキーパーは、少なくとも片足の一部をゴール
ラインに触れさせているか、ゴールラインの上に位置させていなければならない。(今までは、
「足」と明確に書いていなかった。)
・ ゴールキーパーがキックの前に飛び出した場合でも、キッカーに明らかに影響を与えていない
場合(シュートが枠を外れる、ポストに当てる、ゴールキーパーが正面でとめるなど)は、キック のやり直しにならない。(影響を与えていないということは、反則にならず、警告もない。)
ゴールキック(16条)
・ ボールは、けられて明らかに動いたときにインプレーとなる。相手競技者
は、ボールがインプレーになるまで、ペナルティーエリアの外にいる。
・ ゴールキックが行われるとき、相手競技者がペナルティーエリアから出る時間がなく残っていた
場合、主審はプレーを続けさせることができる。
(以上)
|