小金井4SC 指導方針

【小金井4SC指導方針】                                                    2021/3/13
                                                                 小金井4SC監督 徳堂

◆理想の選手像

 『自分自身で考え、状況に応じた適切な判断ができる選手の育成』

 そのため|こ必要な技術とは…
@ 基本技術の向上(止める+蹴る+運ぶ)
A 広い視野の確保
B サッカーの戦術の理解
C チームとしての連携

◆育成スケジュール

カテゴリ
マインド
技術(スキル)
戦術
U-8
1〜 2年生
サッカーの楽しさを知る
自分でプレーすることを優先させる
積極的|こポーリレを追えるようになる
ドリブル(積極的な参加)
ボールヘの恐怖感の克服
コーディネーション能力のUP
基本ルールの理解
U-10
3〜 4年生
個人の特徴を伸ばす
『個人プレー』から『チームプレー』ヘ
周りの選手との関係性を知る
キック(強弱・正確性)
ポールコントロール(止める・動かす)
ドリブル(積極的に勝負する)
ルックアップ(状況把握)
スローインの戦術
コーナーキック戦術
ゴールキック戦術
U-12
5〜 6年生
自分で考えてプレーする
適切な判断ができるようになる
チームの一員としての自覚
オフザポールの動き
サポートの質とタイミング
ポゼッション(ポール保持)
ポジションの役割の理解
サポートの理解
スペースの確保と利用

◆指導目標

日々の練習では『楽しかつた!面白かつた!』と思えるような指導内容にすること

サッカーの活動を通して成長し、大人になる事(自分への厳しさ、仲間や相手への思いやり、マナー)

自分で考えて行動する、チャレンジを恐れない子供の育成
最後まで全力を出しきり諦めない忍耐力

勝利至上主義では無く、サッカーを通じて自分の成長を感じられること
相手の勝利にも敬意を払えるようにする(自分よりも上手い相手がいるから成長できる)
ジュニアユース(U15)・ユース(U18)年代を見据えた育成

◆指導におけるポイント

子供の発想を尊重し、情熱・誠実さ・忍耐を持つて指導する『見守る』
指導者の判断を押付けることなく、良い判断に通じるようなアドバイスを行う
課題を克服しようとして失敗したことは叱らない(チャレンジする勇気を認め、褒める)

子供達のコミュニケーション能力を伸ばすような問しヽ掛け(先回りして答えを言わない)

個々の能力(レベル)に応じたわかりやすいアドバイスを心がける。
頑張っている子、集中できている子には、必ずチャンスを与える(レギュラー、補欠といった分け方をしない)

気を抜いたプレー、相手や仲間が怪我につながるようなプレーに対しては、厳しく対処する

ルールを守らせることによって、社会のルールの大切さを教える
自分たちの行動に対しては、しつかりと責任を持たせる

自分たちがサッカーができるのは、色々な人の協力があるからだという感謝の気持ちを忘れさせない
審判や相手に敬意を払うことを忘れさせない(自分を成長させてくれる)

◆4SCのチームとしての育成方針

チームスポーツの良さ『各自の力を最大限に発揮してチームとしてまとまる』を目標|こ…

入団を選抜するクラブでは無いので…実力差があるのは当然で、その中でリーダーシップやチームワークを育む
それは『仲間のために自分のできることを頑張る…』という気持ちを引き出すこと…

卒団する時には、かけがえのない友達になっていることを願って…















日本サッカー協会からの指導

目的
「クリエイティブでたくましい選手」の育成を目指す。        
「クリエイティブでたくましい選手」とは・・・
   サッカーが大好きで、そしてうまい選手。
   局面に応じた適切なプレーができる選手。
   肉体的にも精神的にもたくましい選手。

1. 的確な速い判断力の育成 
   有効な広い視野の確保・有効な視野を確保するための良い身体の向き(グッドボディーシェイプ)
   観て判断する(見るではない)
   周囲の声(ターン.アンド.マノン・サポート)
   自己判断に基づく豊富なアイディア 

2. 技術の向上・技術の発揮 
   基礎的な技術の習得を個人の能力に応じて指導する(ステップ.バイ.ステップ)
   実践的な技術を獲得させ発揮させる(スモールサイドゲームの多用・M.T.Mメソッド)
   戦術的理解
   チームメイトとのコミュニケーションの重要性を指導する
   声を出す・相手を観る・指示を出す・アイコンタクト・コーチング 

3. 闘う姿勢 
   ゴールを奪い、ゴールを守り、ボールを奪い合う 

4. フェアプレーの精神の徹底 
   練習を通してルールの確認とフェアプレーの精神を学ばせる 

5. より良い生活習慣と社会性の育成 
   挨拶・感謝・奉仕・友情 

















「子どものサッカーにおける7つの心得」
小野 剛氏著「クリエイティブ・サッカー・コーチング」に掲載されていた
ノルウェーサッカー協会のスローガン「子どものサッカーにおける7つの心得」の全文です。

1. 子どものサッカーは「遊び」であり、それは「楽しく」なくてはなりません!
    子どもたちが初めてピッチで行うサッカー、それは「ハードワーク」ではなく、「遊び」であるということを忘れないで下さい。
   第一印象がとても大切です。すぐに、子どもたちの生活の一部となるようにしてあげて下さい。子どもたちを遊ばせてあげて下さい。
   楽しませてあげて下さい。そして、何よりも、指導者は試合の「結果」ではなく、子どもたちがプレーを「楽しむ」姿に満足して下さい。

2. 子どものサッカーで最も大切なことは、仲間と一緒にプレーすることです。
    むかし、私たちは公園や近所の芝生で友人と会い、サッカーをしていました。そこには「楽しさ」があったはずです。
   現在でも大切なのは、子どもたちが仲間と一緒にサッカーをすることなのです。この友情がチームスピリットを築いていくことになるでしょう。

3. すべての子どもに同じ時間プレーさせてあげて下さい!
    ベンチに座っていてうまくなる子どもはいませんし、誰もがプレーをしている時が楽しいのです。その一方で、誰が将来優れた選手に
   なるかわかっている人もいません。なぜなら「少年のスター」が「大人のスター」になることはむしろまれなのですから。
   地域のチャンピョンシップはそれ自体が目標ではありません。誰もが同じ時間プレーできるようにしてあげて下さい。
   誰もが先発メンバーになれるようにしてあげて下さい。いろいろなポジションを経験させてあげて下さい。

4. 子どもたちに「勝ち」と「負け」の両方を学ばせて下さい!
    子どものサッカーで大切なことは、試合でも練習でも力を均等にすることです。誰も負けたくないし、かといって2倍の得点で勝っても
   おもしろくないはずです。「勝ち」「負け」の両方を受け入れることを学ばせて下さい。大人が「負け」を受け入れることができたなら、
   子どもたちもそれを自然に学ぶことができるでしょう。サッカーは誰もが勝ち、そして誰もが負けるチームスポーツです。
   勝てば、誰もがその勝利を「自分のもの」として家まで持ち帰り、負ければそれは皆で分け合えばよいのです。

5. 対外試合よりも、クラブでの練習を!
    一般に、子どものサッカーでは試合よりもクラブでの練習の方が多くあるべきで、チームの練習以外に自分で行う練習がとても大切です。
   しかし、試合が多すぎるとそうした自主的な練習だけでなく、サッカー以外のスポーツや活動をも妨げてしまいます。
   10歳以下の子どもたちは年に20試合以下、11〜12歳の子どもは年に25試合以下にすべきです。
   ※1 ここでいう試合というのは対外試合(Match)の意味で、練習というのは、クラブで行うサッカーを示し、すなわちそのほとんどは、
     スモールサイドゲームなどのゲームです。すなわち、「移動時間で子どもを拘束するのを極力避け、自分のクラブ、
     あるいは隣のクラブとの中で楽しく行える工夫をしましょう」といった意味です。

6. 子どものサッカーには、バラエティーに富んだ活動が大切!
    オールラウンドなスポーツ経験は、サッカーのスキル向上に大いに役に立ちます。子どもたちには、いくつかのスポーツに参加するように
   勧めてあげて下さい。またそれが可能なようにコーディネートしてあげて下さい。冬においてはサッカーは自主参加にすべきでしょう。
   そして練習に1年を通しては加わらない子どもでも、チームの中で同様にプレーできるように配慮してあげることが大切です。
    ※2 ノルウェーでは、冬季にはスキーやスケートをする子どもたちも多く、そのような子どもに門戸を閉ざさず、
       様々なアクティビティを尊重してあげることがサッカーにとってもプラスになるという意味です。

7. 子どもにとっての「楽しいサッカー」に一緒に作りあげていきましょう!
    子どものサッカーは、またゲームをしたいと思わせるようなポジティブな経験でなくてはなりません。
   そのような楽しいゲームの中でグループにおける役割や、身体面の強化を図っていくべきでしょう。
   大人は、子どもの「誰もが」サッカーを楽しんでいるかどうかを確認してあげて下さい。そして指導者は常に手本であることを忘れないで下さい。
   子どもは"真似の天才"です。そして、あなたの「言ったこと」ではなく、あなたの「行い」を真似るのです。




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