「指導者へ贈る10カ条」
財団法人 日本サッカー協会 サッカー指導教本 2002年度版より出典。

1.サッカーの楽しさを伝えましょう。
  ゴールを奪う、ボールを奪う、ゴールを守る、ボールに触れる、自分で判断する、相手のうらをかく、
  上達する、仲間ができる、等のサッカーの楽しみを伝えましょう。
  サッカーの本当の楽しさを体験させ、「知識」を与えるのではなく、「知恵」の獲得を促しましょう。
2.結果よりも成果を大切にしましょう。
  目先の勝利ではなく、子どもたちの将来の勝利を目指しましょう。
  自分で考えることのできる子どもを育てましょう。
3.良いプレーは誉めましょう。
  誉められれば、嬉しくなりまた頑張ります。
  誉められれば、良いプレーが判り、もっと上手になりたいと思います。
  誉めることは、子どもたちのエネルギーとなります。
  良い誉め方を身に付けましょう。
4.スモールサイドゲームを多く行いましょう。
  ボールに触れる機会が多いので実戦的な技術練習にもなります。
  ゲームの中でボールを扱うことによって判断や駆け引きが必要になってきます。
  たくさん挑戦して失敗して学んでいくのです。
  子どもたちはたくさんボールに触りたいと思っています。
5.対外試合だけでなく、チームでのトレーニングを大切にしましょう。
  ゲームとトレーニングのバランスを考えましょう。
  子供達にわかりやすく個人個人の課題を克服させてあげるにはシンプルなトレーニングが効果的です。
  トレーニングしたことを意識してゲームをすることで子供達はレベルアップしていきます。
6.選手全員に試合に出るチャンスを与えましょう。!

7.子供にあった練習頻度、時間で行いましょう。
  スポーツ傷害・バーンアウトを考慮し、具体的に3〜4日/週、1〜1.5時間/日
8.1人の指導者が教える人数は、適正人数にしましょう。
  子供達とのコミュニケーションも大切です。1人で同時に何人とはなせますか?
  コーチを増やすなり大人が工夫してあげましょう。適正人数は10〜15名と言われています。
9.フェアプレーを徹底しましょう。良いゲームの基本はここにあります。
  全力でプレーしましょう。
  ルールを正確に理解し守り、ルールの精神を学びましょう。(安全・公平・喜び)
  レフェリーと相手選手に敬意を払いましょう。
  握手をしましょう。
10. 常に子供の見本となるような行動をとりましょう。


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