背番号の歴史
英字略表記 過去のシステムのポジションを理解する時に役立ちます。
FW
 LW レフトウイング、CF センターフォワード、RW ライトウイング、LI レフトインサイダー(今の左OMFのようなもの)、
  RI ライトインサイダー(今の右OMFのようなもの)
MF
 CH センターハーフ(あえてMFに分類しました=DH、=CB)、LH レフトハーフ、RH ライトハーフ、WB ウイングバック、DH ディフェンシブハーフ
 CMF セントラルミッドフィルダー、OMF オフェンシブミッドフィルダー、DMF (=DH)ディフェンシブミッドフィルダー
DF
 LB レフトバック、RB ライトバック、LHB レフトハーフバック(今の左サイドバックのようなもの)、
  RHB ライトハーフバック(今の右サイドバックのようなもの)、SB サイドバック、CB センターバック、
  S(=SW)スィーパー、FB(=DF)フルバック、HB(=DMF)ハーフバック、
GK
 GK ゴールキーパー

以前の時代のシステムの例
  LW CF RW    4-3-3
  LH CH RH  ←この3人のMFはハーフとよんだCHはCMF
  LB CB RB  ←このSを含む4人のDFはバックとよんだ
     S
     GK

1930年にチャップマンが考案した3‐2‐5WMシステム
  LW CF RW    3-2-5  3FBシステム
    LI RI    FWは5人だが2列目の2人のFWは今のOMF
    LH RH    CHは今のCB
  LB CH RB
      GK
更に昔のピラミッド・システム(traditional old formation)
    GK     LW LI CF RI RW   2-3-5
   RB LB     LH CH RH 
  RH CH LH     LB RB
RW RI CF LI LW     GK

 2FB 2人のFBシステム、3FB 3人のFBシステム、CFBは3FBの真ん中のFB

背番号とポジションの理由
 2-3-5のピラミッドシステム           現在の表記にひっくり返すと
     GK             1           11 10 9 8 7
    RB LB            2 3             6 5 4
  RH  CH  LH       4  5  6            3 2
RW RI CF LI LW    7 8 9 10 11           1
 この時代の過去のシステムの時に各ポジションに付いた番号のために、現在に至るまでもそのまま各ポジションから番号が使われている。
 ゴールキーパーは1番
 右センターバックは2番
 左センターバックは3番
 右サイドハーフは4番 (現在 右サイドバック)
 センターハーフは5番 (セントラルMF)
 左サイドハーフは6番 (現在 左サイドバック)
 右ウイングは7番
 右インサイダーは8番  (現在 右の内側の前のMF)
 センターフォワードは9番
 左インサイダーは10番 (現在 左の内側の前のMF)
 左ウイングは11番 (現在 左のFW)
というようになっている。

 2-3-5ピラミッドシステムはやがて2-3-2-3のインサイダーが下がり中盤を厚くしたシステムへ変遷。
                     現在の表記のようにひっくり返すと
      1                  11  9  7
     2 3                   10  8
   4  5  6               6   5   4
    8  10                  3   2
  7   9   11                 1

現在の4-4-2ダイヤモンドでは       現在の3トップの4-3-3では
   11   9                      11  9  7
     10                      
  8     7                     10  5  8
     5                      6         4    
  6  3 2  4                     3   2 
     1                           1
このようにシステムの移り変わりによってぐちゃぐちゃな現在の番号の並び順となった。番号がポジション像を表して歴史を重ねた為である。



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