用具・競技時間・競技人数

 用 具 
 ○ボール
   ・サッカーで使うボールには形状、材質、大きさ、重さ、空気圧などに規定があるが、
    小学生の大会では4号球(外周62p〜65p、重さ300g〜395g)を使用。
   ・試合中何らかの理由でボールを交換する時は、主審の承認を得なければならない。
 ○ユニフォーム、パンツ、ストッキング、すね当て
   ・対戦チームのユニフォームの色とダブらないようにするため、試合にはサブユニフォームも持っていくことも。
   ・それぞれのGKは、他の競技者、主審、副審と区別のつく色の服装をする。
    手にはボールが滑らないよう特別の素材で作られたキーパーグローブをつける。
   ・すね当ては適切な材質で作られたもので、ストッキングで完全に覆うように装着し すねを保護。
 ○シューズ
   ・サッカーシューズは競技者にとって最も大切なもの。メーカーによっても型が違うので、ストッキングをはいていくつか試してから選ぶ。
   ・サッカー用のトレーニングシューズ・スパイクなどあるが、スパイクはひざに負担がかかることがあるので、小学校低学年のうちはあまり
    すすめない。

 サッカーで使う用具は以上のようなものですが、他に、眼鏡や時計、指輪、ペンダント、ベルト、ギブスなど、
 他の競技者に危害を及ぼす恐れのあるものは身に付けてはいけません。

 競技時間 
   少年サッカーの競技時間は、基本的には前半・後半それぞれ20分の合計40分と決められています。
   しかし別に時間規定のある大会などもありますので、その限りではありません。
   また、競技者の交代や負傷者の搬出、他などでロスタイムが発生する場合もあります。
   ハーフタイムは5分の場合が多いですが、15分を超えてはいけないことになってます。

 競技人数 
   試合は11人以下の競技者からなる2つのチームによって行われます。
   チームの競技者のうちの1人はゴールキーパーになります。
   どちらかのチームが7人未満の時は試合を開始できません。
   交代要員の氏名は試合開始前に主審に届けられていなければなりません。
   氏名の届けられていない交代要員は試合に参加できません。
   (ただし大会によって人数・交代などについて、ローカルルールがある場合がありますので、その場合はそれに準じます)

基本的な用具 追加

アンダーパンツ
アンダーパンツを着用する場合にはユニフォームと同色でなければなりません。 

スパイク
靴(スパイク)についての規定は現在ないですが、日本では取り外し式のポイント (高さ19mm以下、断面の直径12.7mm以上で円形)などのチェック
を安全のため試合前に行っています。 

ゴールキーパー
ゴールキーパーは審判や他の競技者と区別がつく色のユニフォームを着ることが定められています。
帽子や手袋、ロングパンツの着用も認められています。 

安全
爪を伸ばしたり、眼鏡をかけてプレーすることも安全のため禁止されています。 

違反と罰則
上記に違反していた場合でも主審はプレーを停止せず、アウトプレーとなった時点でその違反者に対し フィールドから離れた場所で用具を正すよう指示
します。用具を正したプレイヤーは主審の承認を得てからフィールドに復帰することができます。 承認なしにフィールドに復帰した場合警告となります。主
審は復帰を認める前に用具が正されたかどうかきちんと確認します。 

ボールの交換 欠陥
競技中にボールが破裂したり空気が抜けたときは一度競技を停止し、そのボールが異常となった地点で主審 が新しいボールをドロップして競技を再開
します。また、ボールの欠陥が競技の停止中(キックオフ、ゴールキック、コーナーキック、 フリーキック、スローイン、ペナルティキックなど)に起こった場
合は新しいボールで適宜再開します。 

競技者の数

競技者
試合は11人以下の競技者からなる2つのチームによって行われる。チームの競技者のうち1人はゴールキーパーである。どちらかのチームが7人未満
の場合は試合を開始しない。 

公式競技会
FIFA、各大陸連盟、各国協会が行う公式競技会の試合で、いかなる試合でも最大3人までの交代を行うことができる。 競技会規定の中には、最小3人
から最大7人までの範囲で、登録できる交代要員の数を明記しなければならない。 

その他の試合
その他の試合では、次の条件で交代を行うことができる 

関係するチームが交代できる最大人数について合意している 
試合前に主審に通知されている
試合開始前に主審に通知されなかったり、合意していなかった場合は3人までの交代しか認められない。 

全ての試合
全ての試合において交代要員の氏名は試合開始前に主審に届けられていなければならない。
氏名の届けられていない交代要員は試合に参加できない。 

交代の手続き
競技者が交代要員と交代する場合は、次の条件を守らなければならない 

交代する前に、主審に交代の通告をする 
交代要員は退く競技者がフィールドの外に出た後に、しかも主審の合図を受けてからフィールドに入る。 
交代要員は試合の停止中に、ハーフラインのところからフィールドに入る 
交代は交代要員がフィールドに入ったときに完了する。 
その瞬間からその交代要員は競技者となり、退いた競技者は競技者ではなくなる 
退いた競技者は、その試合に再び参加することはできない 
交代要員は、出場するしないにかかわらず主審の権威と権限の行使に従わなければならない

ゴールキーパーの入れ替え
ゴールキーパー以外の競技者は、次の条件でゴールキーパーと入れ替わることができる。 

入れ替わる前に主審に通告する 
試合の停止中に入れ替わる

違反と罰則
主審の承認を得ないで交代要員がフィールドに入った場合 

プレーを停止する 
交代要員を警告し、イエローカードを示して、フィールドから離れるように命じる 
プレーを停止したときにボールのあった地点でドロップボールを行いプレーを再開する
競技者が主審の承認を得ないでゴールキーパーと入れ替わった場合 
プレーを続ける 
ボールが次のアウトオブプレーになったときに違反に関わった競技者に警告(イエローカード)を示す
本条のその他の違反に対して: 

違反に関わった競技者に警告(イエローカード)を示す 


プレーの再開
警告するために主審がプレーを停止した場合: 

プレーを停止したときにボールのあった地点で、相手チームによって行われる間接フリーキックで試合を再開する 

競技者と交代要員の退場
キックオフ前に退場を命じられた競技者の補充は、氏名を届け出た交代要員の中からのみ認められる。 

競技開始の前後を問わず、氏名を届け出た交代要員が退場を命じられた場合、その補充はできない。 

国際評議会の決定

決定1
第3条の規定に関わらず、1チームの競技者の最少人数については、各国協会の裁量に任せる。しかしながら評議会の見解としては、いずれかのチー
ムが7人未満となった場合は、試合を続けるべきではない。 

決定2
監督は、試合中に戦術的指示を競技者に伝えることができるが、指示を伝えたら直ちに所定の位置に戻らなくてはならない。 監督およびその他の役員
は、テクニカルエリアが設けられている場合には、この中にとどまっていなければならないし、責任ある態度で行動しなければならない。 



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